こんばんは、ハルです。
今日は在宅ワークの日でした。
来日3年目の台湾人女性の住宅ローンの承認が下りたと銀行から連絡ありました。
これはすごいことです。永住権なしで住宅ローンの承認はなかなか難しいです。
ほとんどの銀行では外国籍の融資には必ず永住権が必須条件となります。
でもこの永住権はそんなに簡単にはとれるものではありません。
いろんな条件があって、それを基に審査が必要です。
どうすれば永住権取れるの?
一つ目は、素行が善良であることです。
日本の法律を違反して犯罪行為をしたり、交通事故など何度も起こしたりすると善良ではないと判断されます。
二つ目は、独立の生計を営むに足りる資産又は技能を有すること
日常生活において公共の負担にならず,その有する資産又は技能等から見て将来において安定した生活が見込まれることが必要です。
三つ目は、永住が日本国の利益に合すると認められることです。
①在日10年以上の滞在
10年のうち、5年以上は就労資格で在留することが条件となります。
②公的義務の履行
住民税や国税などの支払状況が滞納されてないのか確認します。
③現在の在留資格が最長期間であることが条件
最長在留期間は5年です。
④過去や現在感染症になったことがないかも確認します。
過去あった場合でも、現在感染はしていないことを証明する必要があります。
①に書いてある原則滞在10年には特例がありまして、
日本人と結婚している場合や定住者の資格、難民の認定を受けた場合、
外交や社会、経済などの分野で日本への貢献があったと認められた場合、
高度人材外国人として日本に来た場合は10年未満の滞在でも永住権の申請が可能です。
ご覧のとおり、永住権の取得は簡単ではないですね。
日本に住んでいる外国人の方は現在でもこれが原因で不動産購入ができなく困っている方が多いです。
私のお客様で今回融資を許可したた銀行は、SMBC信託銀行プレスティアでございます。
永住権ない外国籍の方でも、日本で勤続年数1年以上で年収500万円以上であれば相談可能となります。
ただし自己資金が3割程度必要なりますので、若干ハードルは高いです。
でも住宅ローンの場合、自己資金を入れると安心できますよね。月々の返済額を抑えることが可能ですので。
今回のお客様は永住権なしで住宅ローン融資の審査が通って、大変喜んでいました。
引っ越しが大変楽しみだそうです。
これから不動産売買契約に向けての準備です。契約時に重要事項説明がありますが、
私が中国語で説明を行います。これでお客様も安心して購入することができます。
このあとお客様に契約時必要書類をアナウンスをする予定です。
それではまた明日!